代表挨拶
弊社は昭和47年に創業、先代から引き継ぐ形で半世紀もの長い間、発展を続けて参りました。これもひとえに精密な「ものづくり」の現場が、多くの皆様から支持され続けた結果ではないかと思っております。
私自身、幼い頃から機械ものが大好きで、プラモデルやラジコンカーに夢中になる子供時代でした。小学生の頃からフライス盤・ホール盤で工場の手伝いを始め、高校の時には二代目を継ぐことを意識して、アルバイト先で機械修理ノウハウとマシニングセンターの操作など習得しました。
専門学校卒業後には専用機メーカーに就職、機部品加工を学び、家業に入りました。本当に「機械畑」一本の人生を歩んできた次第です。それだけ「ものづくり」へ情熱は、人一倍あると自負しております。
「安くて早いのが当たり前」そんな海外市場に奪われる時代がございました。海外依存で操業停止となる国内生産の現場に、複雑な思いを抱いておりました。しかし、アフターサービスも含め良いものを確実に作り、求められる需要は本当にないのだろうかと、感じ始めました。
購入される方の気持ちを一番に考える、本当の「ものづくり」を続けていきたい。そんな熱い想いから、本日まで精密機器の分野において高品質な商品を提供し続けて参りました。
これからも豊富な経験と知識に基づき、お客様の喜び声が一つでも多く集まるような、高い技術と品質の「ものづくり」を提供するべく、更なる精進を重ねて参る所存です。
今後とも益々のご支援とご愛好を賜りますように、厚くお願い申し上げます。
辰美精機工業有限会社
代表取締役
後藤 直毅